ファッションブランドAURATiER(オーラティエ)が国宝清水寺を貸し切り、奉納舞台をプロデュースいたします。
これは、デザイナー佐藤基子が、「自分の魂を喜ばせる」「自分を生きる」ことを実践できるようになったことを感謝する、奉納の舞台。バレエダンサー・篠笛奏者ら趣旨に賛同するアーティストたちとともに、神聖なる舞台で自らの芸を天に捧げます。
彼女が自分を生きるきっかけとなったのは、世界的な流水紋作家である故・重富豪先生から「流水紋を服にする」というバトンを受け取ったこと。2019年に完成し、2023年には海外でのコレクションに参加するほどに成長した流水紋の数々の服は、「瑞流人(みずるびと)」としてひとつのブランドを担うまでになりました。
広い世界を見たからこそ改めて感じた、自分の魂が本当に喜ぶこと、そして日本人であることのすばらしさ。「瑞流人」を奉納舞衣装とするこの舞台は、佐藤基子のこれまでの集大成であり、同時に新たなチャレンジでもあります。
重富先生が愛された清水寺で、アーティストたちがこれまで積み重ねてきた芸を奉納する場に、みなさまも立ち会いませんか。
きっとその場に集う人々の和の心が、呼び覚まされることとなるでしょう。
日時 |
2025年5月16日(金) 19時頃開演予定 ※舞台終演後、境内を散策していただける特別参拝のお時間もご用意いたします。 |
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会場 |
京都 清水寺
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奉納参加費 |
会場参加:11,000円
オンライン参加:3,300円 |
追加奉納 |
追加奉納金として上記金額に追加でお気持ちをご奉納していただけます。 |
ご注意事項 |
ご参加は中学生以上の方に限らせていただきます。 |
奉納金について |
奉納参加費、及び追加奉納金として集めさせていただいた奉納金は、機材や設備のレンタル費用等の経費を除いてすべて清水寺に奉納いたします。
なお、ご自身で直接清水寺にご奉納いただいても構いません。 |
流水紋個展 |
重富豪先生の流水紋原画を展示する個展「水のように生きる~いのちを喜ばす~」を清水寺 経堂にて同時開催いたします。
日程:5/15(木)〜17(土) 予約不要・入場無料となりますので、お気軽にお立ち寄りください。
詳細はこちら |
翌日懇親会 |
奉納舞台翌日の5/17(土) 11時より懇親会を開催します。主催者・出演者等も多数参加予定です。ご希望の方はお申し込みボタンよりお申込みください。
※懇親会のみのご参加はご遠慮ください。 |
お問い合わせ先 |
AURATiER事務局(info@faire-parci-parla.com)
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見出し |
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佐藤 基子 AURATiERデザイナー
祖母の代からオーダーメードの家系に生まれる。世界中を飛び回るアパレルバイヤー、スタイリストを経て、2016年兼ねてから夢だったデザイナーへと転身。オリジナルブランドAURATiERは、オーラを身に纏う服として女性経営者たちから熱狂的な支持を得る。
2018年、流水紋作家である重富豪氏より流水紋を服にすることを託され、2019年完成。2023年にはマレーシア、パリでのコレクションに立て続けに参加。淡路島 禅坊靖寧でのファッションリトリートを経て、流水紋のブランド「瑞流人」を立ち上げる。ファッションを通じて「自分を生きる」「魂を喜ばせる生き方」を伝え続けている。
山奥の川の源流に入り、水の流れを見ながら墨を数滴水面に落とし、和紙に吸着させてその瞬間の川の流れを写しとったもの。故・重富豪氏が「時の流れを見てみたい」と思い立ち、1976年より制作を始めた。重富氏の流水紋は、日本国内のみならず、ドイツ、オランダ、フランスなど世界各地で展覧され、清水寺にも奉納されている。
デザイナー佐藤基子が2016年に立ち上げたオリジナルブランド。AURA(魅力)+TiER(まとう)の造語である「AURATiER」の服は、「オーラを身に纏う服」「パワーをもらえる服」として女性経営者たちから熱狂的な支持を集め、2023年にはマレーシア・パリでのコレクションに参加。2024年には禅坊靖寧でファッションリトリートを行う。
AURATiERについて詳細はこちら
日時 |
5月15日(木) 10:00~17:00 5月16日(金) 10:00~17:00 5月17日(土) 10:00~15:00 |
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会場 |
京都 清水寺 経堂
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参加方法 |
事前予約不要・入場料無料 |
展示内容 |
流水紋原画等 |
見出し |
ここをクリックして表示したいテキストを入力してください。テキストは「右寄せ」「中央寄せ」「左寄せ」といった整列方向、「太字」「斜体」「下線」「取り消し線」、「文字サイズ」「文字色」「文字の背景色」など細かく編集することができます。
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流水紋を通じて、自分を生きる
<佐藤基子からのメッセージ>
今こそ清水寺で
この5年間、流水紋を服に仕立てて広めることを通じて、私は私を生きられるようになりました。それは全て、周りの人が運んできてくださったご縁のおかげ。その元をずっとずっとたどっていくと、天のおかげなのです。
思い返せば2019年、流水紋の服を生み出した当初、私は自分自身がこの服を着られる域に達している自信がありませんでした。にもかかわらず、流水紋の服を広めないといけないと焦りや責任を感じ、わらにもすがる思いで、重富先生に「清水寺でイベントをできるようにおつなぎいただけないですか?」とお願いしたことがありました。
しかし、先生からは「まだ早い。自分の力でやってみなさい。必ずそのタイミングがやって来るから」と言われたのです。先生は私の成長をいちばんに願い、そう言ってくださいました。そこにあったのは先生の大きな愛。それ以来、私にとって清水寺は特別な意味のある場所になりました。
そこから常に「自分の魂を喜ばせる」ことを意識しながら過ごすことで、私は流水紋と手を結ぶことができました。そして流水紋の服を着たお客様たちがどんどん幸せになっていく様子を目の当たりにするにつれ、「私が作らせてもらっています」と胸を張って言えるようになったのです。
2023年にマレーシア、パリと立て続けに海外でのコレクションにチャレンジし、2024年2月の禅坊靖寧でのファッションリトリートを経て、今なら自分の力で清水の舞台に立てる、という自信がわいてきました。重富先生も今なら「やりなさい」と言ってくださると信じています。
水が流れるように
そして、世界へのチャレンジを経て、以前重富先生がこんなふうに生きなさいと教えてくださった言葉が、これまで以上に腑に落ちる感覚がありました。
岩もあり 木(こ)の根もあれど さらさらと たださらさらと 水の流るる
わり子
これは、京都女子大学創始者であり、歌人であった甲斐 和里子(かい わりこ)の和歌です。
川の水は、流れの途中に岩や木の根っこなどの障害物があっても、上流から下流へ、そして最終的には海へと流れていきます。決まったかたちを持たない水は、途中に障害物があっても、自由自在にさらさらと流れていきます。
私はこれまで、いろいろなことに無理をして立ち向かってみたり、逆に自分をなくして周りに流されてしまったりもしました。
しかし、今いちばん自分の心が喜んでいると感じるのは、流れる水のように、力が入ることもなく、気負うこともなく、ありのままの自分自身を受け入れられたとき。「流される」のではなく、「流れる」ことができたとき。自分が自分を認められると、内面から輝きだすのです。
流水紋は、流れる川の水の一瞬の姿を写しとったもの。それは、私が目指す生き方そのものです。流水紋を服に仕立て広めるという使命を通じ、私自身、少しずつ流れることができるようになってきました。
和の心を呼び起こす
海外でのコレクションを経験するなかで、私は日本人であることのすばらしさを強く感じました。これほど細やかな感受性を持っている人種はいないと、世界を見て実感したのです。流水紋の服はまさにそんな和の心と響きあうもの。身に纏うと、日本人であることの誇りと尊さを強く感じられます。
場所の持つ力と、流水紋の持つ力、そして自分がこれまで積み重ねてきたものを天に捧げたいというアーティストたちのパワーが集まれば、さびついた日本人の魂が目覚める場になる予感がしてなりません。
みなさんはどうですか?自分が日本人であることの誇りを忘れてしまっていないでしょうか?自分の国を愛さずして、自分自身の魂とつながることができるでしょうか?
日本魂ここに目覚めよ!そんな祈りが、天への感謝のかたちとしてもふさわしいもののように、私は思うのです。日本人であることへの感謝と愛と敬意を、それぞれができるかたちで神に奉納する-それが、今回のプロジェクトの要です。
天=神は、みなさん一人ひとりの中にいます。
清水の舞台で自分の魂を喜ばせ、自らの芸を天に捧げるアーティストたちの姿を見ることで、きっとみなさんの魂も共振することでしょう。
その場にいる人々の中にある光の玉が輝きだす景色が、私には見えます。
これまで積み重ねてきたものを奉納し、感謝するー清水の舞台という最高の場での私たちの挑戦に賛同いただける方は、ぜひ立ち会い、見守ってください。
ともに魂が震える体験をいたしましょう。